Intensive English Training on the Web
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「インテンシブ英語学習プログラム」ホームページにようこそ。私は、広島市立大学国際学部の青木信之と申します。私ども、広島市立大学が開発しましたこの英語学習プログラムを、皆さんにご紹介できる機会がもて、非常に嬉しく思っております。

開発の経歴

このインテンシブプログラムは、私と国際学部の渡辺智恵講師が、ソフト開発会社光琳館の協力を得て、4年をかけて開発したものです。その狙いは、市立大学生に授業以外に徹底した英語学習の機会を与えることでした。週に90分授業が2から3コマでは、実践的な英語力を養成することは難しいと考え、授業外でいつでも好きな時間に徹底的に学習できるシステムを作ろうと思ったわけです。

このプログラムは、今述べたとおり、授業外学習プログラムとして、平成10年から13年度までは、学内で実験的に実施されておりましたが、平成14年度からは大学1年生の英語授業として認定され、正式な英語科目として導入されることになりました。

プログラムの特色

プログラムはリーディング練習、リスニング練習、文法練習からなっています。(各学習の詳細については構成と概要参照)

このプログラムの大きな特色の一つは、コンピュータネットワークを通じて、学習が行われることです。教材は、ネットワークを通じて配信され、皆さんの解答に対するフィードバックもネットワークによって与えられます。また、皆さんの学習進度なども、ネットワークを通じて、コンピュータサーバによって管理されます。

もう一つの特色は、プログラムの事前事後にTOEICを受験し、その効果を客観的に測定することです。広島市立大学では、学生の受講前平均が約500点(満点は990点)ですが、2ヶ月間のプログラム学習によって、平均120点ほど向上します。今までの最高で、286点伸び、800点台になった学生が存在します。このプログラムの一つ一つの学習は、必ずしもTOEICの得点向上だけを狙ったものではありませんが、学習者して頂いた方々には100点ほどの伸びを期待しています。

最後に

このプログラムは、学習システムだけでなく、教材もすべて市立大学が開発しています。学内版用と併せて、現在までにリスニング用問題約1500問、リーディング用問題約120問、文法問題約300問を開発しています。一見大量にみえるこれらの教材も、学内では前期、後期だけで消化されてしまいます。したがって、現在も教材を開発中です。さらに、プログラムをより効果的にするために、どういったレベルの方にどのような教材が適しているか等について、研究を続けております。

また、他にも、学習システムがこういうものであったら、もっと便利であるとか、こういう学習をしたいとか、そういったご要望についても、ぜひメール等でお知らせ願いたいと思います。皆さんのお知恵をお借りして、より完成度の高い、そして役に立つプログラムを作っていきたいと考えています。

皆さんの英語力が少しでも、このプログラムによって向上することを願っております。

広島市立大学国際学部
教授 青木 信之

   
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